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不同沈下とは?〜 不等沈下の判断・補修・修正対策

不同沈下とは、地盤が不均一に沈下することです。「不等沈下」といわれることもあります。
傾いていることで有名な「ピサの斜塔」も、不同沈下によるものです。

不同沈下が起これば、道路や地面に凹凸ができたり亀裂が生じたりし、交通事故の原因となります。
特に空港の滑走路などでは重大な事故につながる可能性も考えられるため、地盤改良工事が必要となります。
建物がある地盤に不同沈下が起こると、建物が傾いて住人に被害が及ぶだけではなく地盤の修復・補強、建物の修復、仮住まい探しなど莫大な労力と費用がかかります。

不同沈下が起こる原因には、地震のほかに地盤の支持力不足、近辺の掘削工事、建物の荷重の偏り、液状化などが考えられます。
丘陵地や山地では、未改良地盤により自然に圧密が生じて不同沈下が起こりやすくなっています。

不同沈下が起こっているかどうかを判断するためには、以下の現象が発生していないか注意する必要があります。


  •  基礎・犬走り部分・外壁の亀裂
基礎部分や犬走り部分・外壁の化粧モルタルがはがれかけていたり、亀裂が入っている場合、不同沈下が起こっている可能性があります。

  •  タイルの亀裂
 玄関ポーチなどタイルを敷いてある部分のつなぎ目や、タイル自体に亀裂が入っている場合も要注意です。

  •  配管の亀裂
配管に亀裂が入り、排水に不具合が生じることもあります。

  •  サッシの隙間
 サッシが完全に閉まらず、隙間ができている場合、不同沈下によって建物が傾いていることが考えられます。

  •  冷暖房の効き目が悪い
 不同沈下によって建物が傾くと隙間が発生し、冷暖房の効き目が悪くなります。



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